学資保険に加入した方が良い人(貯蓄だけでなく保障が欲しい人)
従来、学資保険は子供の教育資金を準備するものとして活用されてきました。
しかし、最近では保障も同時に準備できる、いわゆる保障付き学資保険が増えてきています。
保障付き学資保険は以下のような理由で加入が検討される傾向にあります。
1.比較的割安な保険料で保障を準備できる
保障付き学資保険は、学資保険を主契約として、保障系の特約を付加することで成り立っています。
特約として保障を準備することで、民間の保険会社の提供する保障系の商品より比較的割安な保険料で保障を準備することができます。
また、特約によってそれぞれ特長が異なるので、自分に必要な特約を検討して付加することにより、無駄な保険料を払い込む心配もありません。
保険には加入したいけど経済的な余裕がない、というような場合、特約として保証を準備することで家計の負担を減らすことができます。
2.貯蓄と保障を同時に管理できる
保険は加入している数が多ければ多いほど複雑でわかりづらくなってしまいがちです。
保障付き学資保険では、子供の教育資金を貯蓄する役割と万が一の保障が同時に準備でき、なおかつ1つの契約で管理できるので契約数が増えて複雑になることがありません。
面倒な管理も一括で行うことによって比較的楽に管理できるので、保険の管理が面倒な方や複雑で面倒だというかたは保障付き学資保険を活用するのもいいかもしれません。
学資保険に保障系特約を付加する際の注意点
保障付き学資保険はあくまで主契約である学資保険に特約で保障を付加しているものなので、主契約である学資保険が満期を迎えると同時に消滅してしまい、それ以降の保障がなくなってしまします。
これは解約時も同様で、特約の保障のみを残すことはできなくなっています。
特約で保障を準備するときは、保障は一生涯ではなく子供が成長するまでであることを忘れてはいけません。
また、割安な保険料で加入している特約は、民間の保険会社の提供する保障系商品より、保障内容が劣ることが多いので、この点も確認して検討することが必要です。