昔と今の学資保険の考え方の違い
昔と今の学資保険の考え方の違いは大きくなってきています。多くの人は、今の学資保険は昔に比べてそこまで入る価値が高くないということを言っています。
その理由は昔の学資保険がかなりの高利回りだったからで、しかも教育費が年々上がってきているので学資保険だけで教育費をまかなっていくことはもうすでに不可能な状態になってきています。
それに比べて昔ですと、学資保険はなんと支払った額の2倍も返ってくることもありました。
今はせいぜい高いところでも1.1倍程度ですから、返戻率に随分と差があることはうなずけると思います。
昔はまだ教育費が今のように高くないこともあって、学資保険は非常に有効な教育資金を補う手段であって、今のように学資保険は教育費を補うための一部であるという考え方ではありませんでした。
今と昔では大きく異なる学資保険ですが、現在でもしっかりと元本割れしないで支払った元本以上に満期金額を受け取れる商品はありますので心配しないで下さい。
最近の話題で、「今の学資保険は元本割れするからかけないほうがマシ」という人がいますが、あれは大きな誤解を与える発言でして、今の学資保険で元本割れする商品は医療保障を重視した学資保険であって、そういう保険は特約がついているために戻り率が低くなっているだけです。
医療保障重視の保険でなければしっかりと元本を保証してくれて、さらに返戻率1.1%を超える商品もありますので安心して下さい。
返戻率が高いところでおすすめは、日本生命の「ニッセイ学資保険」やソニー生命、フコク生命の「みらいのつばさ学資保険」で、貯蓄重視の商品などはどれも返戻率が1.1%を超えています。
また、アフラックの学資保険でも「夢見るこどもの学資保険」などが人気が高いです。
それに対してかんぽの学資保険などは医療保障重視で返戻率が低く、貯蓄重視であればあまりおすすめできる商品ではありません。
元本よりもより大きな利回りを期待するなら、賢く貯蓄型の学資保険を選んでしっかりと積み立てていきましょう!